今回は、日野自動車、デュトロ2トントラックのエンジン異音の珍しい修理事例のご紹介です(ちなみに日野デュトロエンジン異音1の珍しい故障事例はこちら)。ヤマダオートにお客様より、エンジンが止まって動かなくなったとご連絡があり、車をレッカーで引取りに行く事になりました。ヤマダオートの工場に車を運びエンジンをかけてみると、ガラガラと異音がしてかかりません。
早速、色々と調べていくと・・・
なんだこれは?と、驚きました。ギアが欠けてバラバラになっていました。
この状態ではエンジンの異音も出るし、エンジンがかからないのも納得です。
燃料ポンプのギアも、ご覧のとおりひどい状態です。
とりあえず、どこまで損傷しているのか調べていきます。
こちらのギアが再使用できない状態で、交換しなければなりません。
お客様も、この部品の状態をご覧になり、部品の製造上の欠陥ではないかと疑い、メーカーにクレームを言ってみたようですが、対応してもらえなかったようです。
とりあえず、部品を手配し、新しいギアと壊れたギアを比較してみると・・・
それぞれ部品番号が変わっているようです。対策品なのかな?とも思いましたが、あまり気にしても仕方ありません。気になりながらも、きちんと組み付けていきます。
まさか、ギアがこんな状態に破損しているとは思いもしなかった、珍しい修理でした。無事エンジンも直り、お客様に納車させて頂きました。ヤマダオートでは、車の様々な修理に対応させて頂きます。車の事でお困りの際はぜひ一度お問い合わせください。
ちょっとモヤモヤした部分もありましたが、
今回はこの辺で・・・