今回は、日野の中型トラックレンジャーの故障修理事例のご紹介です。お客様より、トラックの力がなくなったとご連絡がありました。ヤマダオートにお越し頂き、車を点検していくと・・・
写真でご覧頂くとお分かり頂けるでしょうか。真ん中の羽が外側のケースに干渉して傷が付いていました。羽の軸のがたが基準値以上に大きくなっていました(測定するまでもなくって感じです)。この羽がスムーズに回転する事によって(超絶高回転です!!)エンジンに空気を強制的に送り、より大きな爆発力を得る仕組みとなっています。
原因が分かれば、後は部品を注文して交換するだけです。新品のタービンは高額なので、リビルドタービンを使用して交換する事になりました。さくっと交換(すみません、ちょっとカッコよく言ってしまいましたが、実はボルトが錆付きかなり苦労しました)して、車の状態を再チェックします。エンジンの力も戻り、無事修理完了となりました。
それにしてもさすがにトラックのタービンは乗用車とは比べ物にならないサイズですなあとちょっと感心した今日この頃です。
今回は、ほぼ写真になってしまいましたが
今回はこの辺で・・・